保険プロが選ぶ地震保険おすすめランキング5選!口コミ評判を徹底調査

記事内に広告を含みます

日本はどこで暮らしていても地震のリスクがあり、M8〜9クラスの地震が30年以内に発生する確率が70〜80%もあると気象庁が発表しています。そうなると、家を建てたり購入したりするときには、地震保険にも加入しておいたほうがいいような気もしますよね。

すでに家を建てているけど、火災保険にしか加入していない人でも、最近地震が多くて地震保険に加入するかどうかを検討しはじめたという人もいるかもしれません。ここではそのような人のために、地震保険に特化したおすすめの保険会社と口コミをご紹介していきます。

地震保険おすすめ5選!口コミ評判を比較

丸尾
丸尾

地震保険は火災保険を取り扱っていれば、どの保険会社でも地震特約として加入できます。

ただし、保険会社ごとに利用者の満足度が異なりますので、ここでは利用者の評判がいい保険会社を5社ピックアップして、ご紹介していきます。

クリックで飛べる総合評価無料サービス口コミネット契約ポイント公式

楽天損害保険
見積り3.12点楽天公式

セコム損害保険
見積り2.93点なし公式

ジェイアイ傷害火災保険
見積り2.70点なし公式

損保ジャパン
見積り3.19点なし公式

東京海上日動火災
見積り3.03点なし公式
口コミはみん評の評価になります。

楽天損害保険:ホームアシスト

 (5)
建物のみ
家財のみ
建物/家財
保険タイプ新価
おすすめポイント
  • お客様満足度95.2%の人気保険会社
  • ネット申し込みで保険料が10%OFF
  • 楽天ポイントが貯まって、ポイント払いもOK
  • 自分に適した補償内容に絞れる

楽天損害保険のホームアシストは楽天グループが提供する火災保険で、利用者の満足度が高いことで知られています。2021年のアンケート結果では、95.2%もの利用者がサービスに満足しており、選んで間違いのない保険会社のひとつです。

インターネットで展開している保険会社ということもあり、ネット申し込みなら保険料が10%OFFになり、さらには保険料の1%が楽天ポイントとして還元されるので、実質11%OFFで利用できます。しかも楽天ポイントでの支払いもOK。

補償内容の絞り込みが可能なので、自分に最適化した契約内容で契約でき、もちろん地震保険にも対応しているので安心です。

オンラインで手続きが済んだので簡単だった。手続きの完了まであまり時間がかからなかった。オリコン

ネットで見てもわからない点があったので、担当者に問い合わせた。説明が、丁寧でわかりやすかったオリコン

口コミでは他社よりも安いという声が多く、費用の安さが楽天損害保険のホームアシストの魅力であることがわかります。ただ、安くてもサポートがしっかりとしているようで、対応のよさを高く評価している声がいくつもあります。

ネガティブな口コミも少なく、地震保険や火災保険選びで失敗したくないという人におすすめです。

セコム損害保険:セコム安心マイホーム保険

 (5)
建物のみ
家財のみ
建物/家財
保険タイプ新価
おすすめポイント
  • 割引制度が充実しておりお得に契約できる
  • わかりやすい3プランのラインナップ
  • オプション補償が多くカスタマイズしやすい
  • 免責金額の設定で保険料を下げられる

セコム損害保険は、ホームセキュリティでおなじみのセコムグループが提供している火災保険です。ホームセキュリティ契約をしている場合、保険料が最大40%も下がるなど、割引制度が充実しており、条件によっては格安料金で火災保険や地震保険に加入できます。

3つの基本プランから選べるようになっているので、プラン選びで迷うことなく、スムーズに契約できるのがおすすめのポイントです。オプション補償も充実しており、地震火災費用保険金補償特約は地震保険に加入なくても、保険金額の5%(最大300万円)まで補償を受けられます。

また、ある程度の貯金があって、いざというときに自力で原状復帰できるというのであれば、免責金額を設定することで保険料を大幅に下げられます。

補償内容の割に保険料が安かった。ホームセキュリティありで安くなった。オリコン

見積の回答が早かった。こちらの希望の金額設定に対応してくれた。他社は自社が売りたい設定を提示してきた。オリコンリコン

セコム安心マイホーム保険の口コミとしては、保険料が安くなったという声が多く、ホームセキュリティ割引やオール電化住宅割引を使える場合には、他社よりも圧倒的にコストパフォーマンスが高くなる点も評価されています。

さらにセキュリティ会社が母体ということもあってか、対応がとても早いという口コミもいくつか見つかりました。このため、保険料が安くても、サポートはしっかりとしてもらいたいという人におすすめです。

ジェイアイ傷害火災保険:iehoいえほ

 (5)
建物のみ
家財のみ
建物/家財
保険タイプ新価
おすすめポイント
  • 日経トレンディ保険大賞2022 火災保険部門 大賞(第1位)
  • コストカットのため申し込みはインターネットのみ
  • 自分に必要な補償を選択できる
  • 「地震+プラス」で保険金額の100%を補償

ジェイアイ傷害火災保険は、JTBグループとAIGグループの合弁会社です。保険商品の「iehoいえほ」は、保険料の安さや補償の手厚さのバランスに優れているということで、日経トレンディ保険大賞2022の火災保険部門で大賞を受賞しています。

コストカットを実現するために、申し込みはインターネットのみとするなど、保険料を安くするための工夫を行っている保険会社でもあります。必須の補償内容は「火災・破裂・爆発」のみで、後は自分で選択できるというのも、iehoいえほの特徴のひとつです。

さらに地震上乗せ特約の「地震+プラス」に加入することで、通常は保険金額の50%までしか設定できない保険金額を100%まで引き上げることも可能。このため、大規模な地震が発生する可能性の高い地域で暮らしている人におすすめです。

不要な補償内容はカットできるところがありがたかったです。他の保険会社さんの商品は細かく補償内容を選べなかったので、カスタマイズできるところが魅力だと思います。みん評

登録して初めて使う機会が訪れました。私はとても不安でしたが、その時の対応はとても丁寧かつ迅速で安心できました。その後のアフターサービスもしっかりしていて、とても良い保険だと思いました。みん評

ジェイアイ障害火災保険は、補償がえらべて保険料を安く抑えれるところがとても魅力的でした。口コミ

大手損害保険会社はもちろん、他のカスタマイズ型の火災保険と比べても圧倒的に保険料が安いこと。新築物件の場合、新築割の適用で少し差が縮まりますが、築年数が経つ物件になるとその差がより顕著になります。口コミ

実際に契約した人の多くが、圧倒的に安いことと補償内容のカスタマイズしやすさを高く評価しています。火災保険としての評価が高く、さらに地震上乗せ特約もあり地震への備えもしっかりとしているので、比較検討するときにはできるだけ選択肢に入れておきたい保険です。

唯一の弱点は、インターネットでの契約に不安に感じる人が使いづらいということ。それ以外には問題もなく、おすすめできる火災保険になります。

損保ジャパン:THE すまいの保険「個人用火災総合保険」

 (5)
建物のみ
家財のみ
建物/家財
保険タイプ新価
おすすめポイント
  • 地震保険が原則セットになっている
  • 復旧に付随して発生する費用も補償
  • 特約で建てかえ時の費用も補償可能
  • 連絡や保険金請求手続きをLINEで行える

損保ジャパンのTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」は、原則として地震保険がセットになっており、地震保険の加入が必須という人に適した火災保険になっています。損害が発生したときに復旧費用だけでなく、原因調査など付随する作業に発生する費用も補償してもらえるのが特徴です。

また利用者の声から「建てかえ費用特約」が新設されており、これまでは復旧費用として保険金が支払われてきましたが、この特約を付けることで建て替え費用として補償を受けられるようになりました。

さらに損保ジャパンへの連絡や保険金請求手続きをLINEで行えるようにするなど、よりよい火災保険を目指して、常にアップデートしているのも損保ジャパンの魅力です。

契約の際、説明が分かりやすく実態にあった提案をしていただき、検討する際の情報が豊富であった。

オリコン

現在の保険にしてからは、保険請求実績ないが、以前契約していた時の保険支払がスピーディであった。

オリコン

LINEですべての手続きができて便利だったという声がいくつかあり、さらに契約するときの説明も丁寧で、大手保険会社らしいきめ細かなサポートを、スピーディに受けられる点が高評価につながっています。

ただし「現実的ではない見積もりで保険金が減額された」「老朽化を理由に払ってもらえなかった」といったネガティブな声もあります。契約してから後悔しないためにも、きちんと自分なりに口コミをチェックして、納得したうえで契約しましょう。

東京海上日動火災:トータルアシスト住まいの保険

 (4.5)
建物のみ
家財のみ
建物/家財
保険タイプ新価
おすすめポイント
  • 損害保険金以外にも、さまざまな保険金を受け取れる
  • 全国に損害サービス拠点があり、対応が早い
  • マイページアプリで簡単に連絡できる
  • 付帯サービスが充実

東京海上日動火災のトータルアシスト住まいの保険は、損害保険金だけでなく、失火見舞費用保険金や水道管凍結修理費用保険金など、さまざまな保険金を受け取れます。このため、トラブルが発生したときに、手厚く保障してもらえます。

また、大手保険会社ということもあり、全国に損害サービス拠点があります。もし関東で大規模な災害が発生しても、他のエリアの拠点で対応できるため、すぐに保証を受けられるのが東京海上日動火災をおすすめする理由のひとつです。

さらにマイページアプリから契約内容を簡単に確認できたり、いざというときの連絡もアプリからできたりします。しかも、緊急の医療相談や介護相談ができるなど、暮らしをサポートしてくれる付帯サービスも充実しており、安心して日々の生活を送れるといったメリットもあります。

営業マンの知識や提案力が素晴らしく、メリットだけでなくデメリットの部分もよく説明して頂いた。また、保険だけでなく将来の人生設計や資産運用などのアドバイスも頂き参考になった。オリコン

3社から見積もりを提出してもらったが、要確認ポイントに付箋を貼ってあったり、1番説明がわかり易く親切だった。オリコン

口コミで目立つのは保険金の支払いの早さで、それも対応がスムーズとのこと。いくつか保険金がおりなかったという声もありますが、気になるほどではありません。反対に保険料についての声が少なく、料金面では他社よりもやや高くなる傾向にあるようです。

オリコンではサービス体制が3位になるなど、サポートや対応力の高さが評価されていますので、東京海上日動火災は保険料が高くてもいいから、安心できるサポートを提供してもらいたい人におすすめです。

地震保険の補償内容はどの会社も同じ

地震保険に特化したおすすめ5選として、5社の保険会社をご紹介しましたが、実はこのおすすめの基準は火災保険の内容を元に選んでいます。なぜなら、地震保険は保険会社ごとに補償内容の違いがなく、どこで契約しても同じだからです。

なぜ保険会社ごとの違いがないのか、そもそも地震保険とはどういう保険なのかについて、わかりやすく解説していきます。

補償内容が同じになる理由

地震保険は補償内容がどの保険会社も同じとお伝えしましたが、火災保険の補償は保険会社ごとに違うのに、地震保険だけ同じになることに疑問を感じている人もいますよね。探せば、有利な条件で加入できる地震保険があるのでは?と思っている人もいるかもしれません。

丸尾
丸尾

なぜ地震保険だけ保険会社ごとに違いがないかというと、地震保険は保険会社単独の商品ではなく、国も関与している商品だからです。

東日本大震災のような大規模な地震が発生したときに、その損害があまりにも大きすぎると、保険会社だけでは補償しきれなくなる可能性があります。それにより保険会社が破綻しないようにするために、地震保険は国が共同で補償する仕組みを採用しています。

国が補償するわけですから、そこに保険会社同士の競争があっては公平さに欠けてしまいます。このため、どの保険会社も地震保険の補償内容や保険料は同じになっているというわけです。

地震保険は火災保険とセットで加入する

どの保険会社でも地震保険の内容が同じだとすれば、適当に保険会社を選べばいいような気がしますが、残念ながら地震保険は単独での加入ができません。

丸尾
丸尾

必ず火災保険とセットで加入しなくてはいけないため、結果的に保険会社選びがとても重要になってきます。

このため、地震保険を重視して保険会社を選ぶとしても、基本的には火災保険の保険料や補償内容を比較して、契約する保険会社を選定することになります。火災保険の選び方やおすすめの保険会社については別記事がありますので、そちらをご確認ください。

地震保険は生活を立て直すための保険

地震保険はどの保険会社で加入しても、保険金額は火災保険で設定した金額の30〜50%までしか設定できません。もし火災保険で住宅に3,000万円の保険金額を設定していても、地震で全壊したときには最大1,500万円しか受け取れません。

これだと家を建て直すことができないから、地震保険に加入する意味がないのでは?と思うかもしれませんが、そもそも地震保険は家を建て直すための保険ではありません。

丸尾
丸尾

地震保険は、被災したときの生活を立て直すための保険と考えてください。

例えば家を建て直すときには、再度住宅ローンを借りることになりますが、このとき以前の住宅ローンが残っていると2重ローン状態になりますよね。それを防ぐために地震保険があります。倒壊した自宅のローン残債を、地震保険の保険金で支払えば2重ローンに苦しまずに済みます。

地震保険の保険金は使用用途が自由なので、一時的に避難するときの生活費を補うといった使い方もできます。保険料が高くなるのを嫌って地震保険に加入しない人もいますが、いざというときに困らないだけの貯蓄がない場合には、地震保険に加入しておくことをおすすめします。

失敗しない保険会社の選び方

地震保険はどの保険会社を選んでも、補償内容も保険料も同じですが、同時に加入する火災保険は保険会社によって異なります。このため、保険会社を選ぶときにはじっくりと時間をかけて比較検討する必要があります。

ここではそんな、保険会社を選びで失敗しないためのポイントについて、詳しく解説していきます。

保険会社は火災保険の補償内容で選ぶ

火災保険の保険料は、補償内容によって決まります。補償する範囲が広くなればなるほど保険料が上がり、反対に補償する範囲を限定すれば保険料が下がります。ただし、保険料を安くするために、発生する可能性が高いトラブルを補償から外すわけにはいきません。

まずはこの8項目のうち、本当に自分に必要な補償内容がどれなのかを明確にしましょう。たとえば自分の家が高台にあったり、マンションの2階以上だったりすると、水災の発生リスクがほとんどないので、補償内容から外せます。

セキュリティがしっかりしている住宅なら、盗難も補償内容から外せます。反対に沖縄や九州などの台風が毎年のように通過するエリアなら、風災のリスクが高いので外せませんよね。

このように、自分に必要な補償内容を確認して、それとマッチするプランを提供している保険会社を選びましょう。もしくは、楽天損害保険やジェイアイ傷害火災保険のように、自分で補償内容を選択できる保険会社もおすすめです。

不払いなどのトラブルチェック

いくら火災保険や地震保険に加入していても、保険会社が保険金を支払ってくれないことには、加入する意味がありません。保険金を支払ってくれないことなんてあるの?と思うかもしれませんが、保険会社によってはさまざまな理由を付けて、支払いを拒否することがあります。

そのような保険会社に加入しないためにも、SNSなどでしっかりと口コミをチェックしてください。もちろんSNSの場合には、情報の信ぴょう性に問題があるので鵜呑みにするのもNGですが、火のないところに煙は立ちません。信用できないと感じた保険会社は、候補から外しておきましょう。

複数社に見積依頼して比較検討する

保険会社を選ぶときに最も重要なのが、保険会社を比較するということです。まずは自分に必要な補償内容を明確にして、それに適した保険会社に絞り込みを行ってください。次に、それぞれに見積依頼をして、最適なプランを提案してくれた保険会社と契約するのがおすすめです。

丸尾
丸尾

ただし、1社ずつ見積依頼するのは手間も時間もかかりますので、窓口を一本化するためにも、火災保険の一括見積りサイトを活用しましょう。このとき、契約まできちんと面倒を見てくれる一括見積りサイトを選ぶのがポイントです。

どこを利用していいかわからないという場合には、サポート力に定評のある「カンタン火災保険」がおすすめです。

火災保険一括見積もりする

まとめ

地震保険は国と保険会社が共同で補償する仕組みになっているため、どの保険会社でも補償内容や保険料に違いはありません。ただし、地震保険は火災保険とセットで加入する必要があるので、地震保険は火災保険の条件がいい保険会社を選ぶ必要があります。

自分に必要な補償内容を明確にして、それに過不足なく対応できる保険会社をリストアップしましょう。もしくは一括見積りサイトを使って、自分の条件に見合ったプランを保険会社に提案してもらうのもおすすめです。

実際に火災保険も地震保険も利用する機会はほとんどありませんが、火災や自然災害はある日突然にやってきます。そういうときに困らないようにするために、ここでご紹介した内容を参考にして自分に最適な保険会社を選び、しっかりと備えておいてください。